本能でやせる究極の簡単ダイエット!



おなかいっぱい食べてやせる方法


第2章 食欲を理解する


■にせものの食欲

これは非常にやっかいです。
イライラによるストレスやばくぜんとした不安などによって、
甘いものや脂っこいものを食べたくなってしまいます。
食べているときだけは、いやなことを忘れられて幸せな気分になれるからです。
もともと体は食べることを求めていない状態なので、
たくさん食べても満腹感は上がりません。

そのため、満腹感を感じて食べ終わるということはあまり期待できません。
もうこれくらいにしよう、と自分の意思で食べ終わるか、
限界ポイントまで食べてしまうかのどちらかになってしまいます。
だからこそ、このにせものの食欲は恐ろしいのです。
これをいかにうまくやり過ごすかが重要になります。
まずは、瞑想、リラックスが大切だと言いました。
簡単にリラックスするのには、青色サングラスが重宝します。
どうしても空腹感が強いときは、甘いものを食べるのもよいです。
砂糖は脳を最も喜ばせる栄養分なので、
少しとるだけでかなり癒されます。

あったかいお茶、ハーブティーなどで心を落ち着けたり、
音楽を聴いたり、ゲームをしたり、運動をしたり、
自分なりのストレス解消の方法でイライラを解消してください。
それから、食べているときだけは
いやなことを忘れられて幸せな気分になれるという性質を利用するならば、
凍らせたフルーツを食べるというのがとてもよい方法です。
例えばグレープフルーツだと、1個で1 時間ぐらいガリガリと
食べ続けることもできるので、おすすめです。(食べやすいようにしてから
凍らせてください。)

体から不快感の信号を受けたときに、
それが空腹感の信号だと錯覚してしまうことがよくあります。
のどが渇いているということや、ただトイレに行きたかっただけ、
というようなことも少なくないので、
本当におなかがすいているのかどうかしっかりと確かめることが大切です。
にせものの空腹感は、しばらく我慢していると、
たいていは弱くなって消えてくれます。
少なくとも、にせものの食欲だということがわかっていれば、
「こんなに食べても全然満腹感がえられない。どうなっているんだろう?

絶対に自分の食欲は異常だ。」というふうに、恐怖におびえたり、
自分がいやになったりするというようなことはなくなるでしょう。
イライラを落ち着けるために少し甘いものをとるだけだ、
と割り切っていれば、そんなに問題はないと思います。



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