本能でやせる究極の簡単ダイエット!

おなかいっぱい食べてやせる方法
第3章 本能との対話
■助走期間と加速期間
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まず、助走期間と加速期間に分けてください。
助走期間では、頑張るダイエットによって高まってしまった、
食べることへの執着心を弱めることを重視して、
体重を減らそうとはしないでほしいのです。
できれば体重計にも乗らない方がいいと考えています。
体重の増減で一喜一憂してほしくないからです。
数字にとらわれないで、自分の体との対話ができるようになってほしいのです。
助走期間は少なくとも10 日から2 週間はとってください。
胃腸の大きさが小さくなってきたと感じるのにもこれくらいはかかりますし、
この助走期間こそが最も重要だからです。
ずっと助走期間でもまったく問題がないですし、
むしろそのままうまくいくほうが理想的です。
加速期間といっても、助走期間との違いは、
炭水化物の摂取量を意識的に少し減らしましょうというだけのことです。
あまり、助走期間、加速期間と意識しなくてもかまいません。
体重を減らすということにこだわらずに、
本物の食欲(空腹感)とにせものの食欲(空腹感)、
満腹ポイントと限界ポイント、
甘いものを食べるとどう感じるのか、
自分のこれまでの食べ方というのはどういうものだったのかなどを、
じっくりと感じてほしいのです。
これらを自分で体感して理解することは、体重を減らすことよりも、
はるかに重要なのです。
これらをしっかりと自分で理解して、
食べることへの執着心を下げられたなら、
何十キロでも簡単にやせられるので、とにかくあせらないでほしいのです。
頭でっかちの考えるダイエットから、感じるダイエットへ
切り替えるための最も大切な期間なのです。
「体重が増えてなければいいや」というくらいの
心の余裕をもって取り組んでください。
具体的にどのようにするかについてです。
まず、これまでどおりにふつうに三食を食べてください。
食べる前にリラックスして、落ち着いた状態になってから食べ始めてください。
自分の空腹感、満腹感をしっかりと感じ取ることができるからです。
騒々しい環境だと、意識していなくても脳が興奮してしまっています。
静かなゆったりとした雰囲気のなかで食べるようにしましょう。
クラシック音楽をかけるというのもいいかもしれません。
間食をとってもかまいません。
おなかがすいたと感じたらとってください。
ただ、スナック菓子類や、ジュース類は控えてください。
甘いものを食べてください。
くだものもいいですが、和菓子類はカロリーが低めなのでおすすめです。
糖分をとると、癒しホルモンと言われるセロトニンが脳内で分泌されて、
満足感、幸福感を感じられるのです。
満腹感と満足感(幸福感)の両方が必要なのです。
体の満足と心の満足の両方が必要だということです。
満腹ポイントに到達したということは体は満足したということです。
あとは心も満足しているかどうかが重要になります。
満腹感と満足感(幸福感)はまったくの別物だと考えてください。
たくさん食べても、満腹感は上がるものの、
満足感(幸福感)はほとんど高まってくれません。
だからこそ、満腹ポイントあたりまで食べたならば、
甘いものに切り替えた方がよいのです。
それから、食べることに罪悪感を感じていると、
心の満足というのが得られないので、
どれだけ食べても十分な満足感が得られません。
食べることは素晴らしいことだと思うようになって欲しいと思います。
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