本能でやせる究極の簡単ダイエット!

おなかいっぱい食べてやせる方法
第3章 本能との対話
■食べ方に関して
食べる順序は、好きなもの、おいしいものを先に食べるようにしてください。
好きなものをあとに残すという食べ方だと、
かなり満腹感を感じていても、
好きなものばかり食べると再び食欲がわいてきて、
ブレーキがかかりにくくなり、食べ過ぎになりがちです。
特におなかがすいているうちに好きなものを食べると、
よりおいしく感じられるし、満腹感によって食べ終わりやすくなります。
おかず→ごはん→おかず→ごはん→おかず→ごはんという食べ方ではなく、
おかず→おかず→おかず→ごはん→おかず→おかず→おかず→ごはん
というふうに、あまり味に変化をもたせずに食べるようにしてください。
どんぶりものだと食べすぎになりやすいのも、
このおかずとごはんという組み合わせが原因なのです。
味に変化を持たせないようにしたほうがいいということで、
同様に食事中にあまりひんぱんに冷たいお茶や水を飲まないようにしてください。
口の中のせっかくのうまみ成分が水分によって洗い流されてしまい、
もったいないからです。
満腹感、満足感にも悪影響がでてしまいます。
噛む回数についてですが、
よくかんで食べた方がよいのは当然なのですが、
「30 回以上かんだ方がいい」、などと意識すると、
それがストレスになってしまうので、回数はあまり意識しなくてかまいません。
意識してほしいのは、
「口の中に食べ物を入れたら、それがなくなるまでは、
次の食べものを口の中に入れない」ということです。
これを意識すると、食べものをより深く味わえるようになりますし、
どんどんかきこんで食べることがなくなるので、
同じ量でも1.5 倍くらいの量に感じられるようになると思います。
ときどき、猛烈な食欲を感じて、
口の中のものをゆっくりかんで食べるのでは物足りなくて、
どんどんかきこんで食べたいと感じてしまうことがあるかもしれません。
冷めていて味が濃いものなど、食べもの自体も原因となっているはずです。
冷めたかやくごはん、やきめし、パエリア、お寿司、菓子パンなどなど、
食べやすくて味の濃いものは、勢いよく食べてしまいがちです。
菓子パンはカロリーが高いにもかかわらず、
大量に食べることができてしまうので、特に要注意です。
空腹感が強いときに、これらの食べ物を食べて満腹状態になろうとすると、
かなり食べ過ぎてしまうかもしれません。
そういうときは、あまり大量に食べずに、
はやめに甘いものに切り替えた方がよいでしょう。
それから、食事の前(30 分前とか5分前、1 時間前でも)に
甘いものを少し食べておくと、空腹感が弱まり、
ガツガツとはやいスピードで食べてしまうのを防ぐことができます。
冷静な状態で食べ始められるので、満腹ポイントで食べ終わりやすくなります。
食べ始めてから、「このままでは食べ過ぎてしまいそうだ。」
と感じたなら、食事の途中で甘いものを食べるのもよいです。
他には果物、ドレッシング類のかかっていない生野菜などなど、
自然そのままの味のものを食べると、かなりのブレーキになってくれます。
仕事などで晩ご飯が遅くなる人は、空腹感が強くなっていて、
勢いよく食べてしまいがちなので、特に気をつけてください。
それから、冷たいものよりも熱いものを積極的に食べるようにしましょう。
脳と胃腸は温度が高いと食欲が弱まり、温度が低くなると食欲が強まります。
夏には食欲がわかない、秋や冬は食欲が強くなるというのも、
温度の影響が大きいのです。
だから、あまり冷たいお茶などをたくさん飲まない方がよいでしょう。
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