本能でやせる究極の簡単ダイエット!

おなかいっぱい食べてやせる方法
第2章 食欲を理解する
■満腹感をはっきりと感じる方法
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満腹感の信号はとても弱い微妙なものです。
しっかりとリラックスした状態でなければ、
その微妙な信号を感じ取ることができません。
だから、イライラして興奮した状態だと、満腹感の信号をうまく
感じ取ることができなくて、激しく食べ過ぎてしまうのです。
リラックスさえできていれば、そんなに食べすぎることはないと思います。
食べる前に、まずはしっかりと心と脳の興奮を鎮めて、
リラックスするということが非常に重要なのです。
それから、姿勢も大切です。
おなかを引っ込めたり、背中を丸めるような姿勢だと、
空腹感が強まったり、満腹感を感じにくくなったりしてしまいます。
おなかを突き出すような姿勢の方が満腹感を感じやすくなります。
姿勢も意識するようにしてください。
満腹感は後ろからゆっくりと追いかけてくるというような感覚になります。
止まって、ゆっくりと待ってあげる必要があるのです。
食べるのを止めて、ゆっくりと息を「ホッ」とはくと、
着実に満腹感が近づいてきてくれているのを感じるはずです。
止まることなく、勢いよくガツガツと食べ進めてしまうと、
満腹感が後ろからゆっくりと追いかけてくるのを待つことができなくて、
一気に限界ポイントまで食べ進めることになってしまうのです。
ゆっくりと待ってあげることが大切です。
一般的に満腹感を感じるまで、
少なくとも20 分は必要であるとされていますが、それは正しくありません。
リラックスしてゆっくり味わって食べれば、
ほんの2、3分で満腹感がやってくることも少なくありません。
また、体の中では、満腹感は体の下から上へとせり上がってくるような感覚があります。
詳しくは後で述べますが、甘いものを食べると満足感(幸福感)を感じ、
この感覚は体の上から下へ(頭から下へ)と包み込んでくれるような感覚になり、
この両方を感じると、満足しやすくなります。
大切なのは、食べたあとに、体の力が抜けて楽になるという感覚です。
満腹感というのは満腹ポイントあたりで高まったあと、
ちょっとだけ苦しいなあと感じながらも、おいしいものを食べ続けていると、
また楽になって、どんどん食べ進められるようになってしまいます。
陸上の長距離走で一時的に苦しい状態を乗り越えると、
急に楽になるセカンドウィンドという現象があるのですが、
それと似ているように感じます。
満腹感は下のような感じで動きます。
満腹感のレベルは0→→7→9.3〜9.7 くらい→→7.0〜9.0 くらい→→10→→12
ここが満腹ポイント 越えると下がる 一気に限界ポイントへ
この10 を越えた12 のような満腹レベルを
通常の満腹感ととらえるようになってしまうと、
9を越えたあたりになる満腹ポイントでの満腹感は
物足りなくなってしまうのです。
最初は無理に満腹ポイントで食べ終わるようにしなくてもかまいません。
「満腹ポイントを越えたような気がする。これはたしかに限界ポイントだな。」
というように、まずそれぞれの状態を実際に体感してほしいのです。
それがわかるようになれば、限界ポイントまで食べてしまうと、
食べすぎの不快感を強く感じて、逆に気分が良くないと感じるだろうと思います。
満腹ポイントで食べ終わるのが、体にとっても最適
だったのだなあと気づくことが大切です。
100%の満腹感を求めないでください。
それなりに満腹感を感じるかなというところで食べ終わり、
あとはデザートに甘いものを食べたりしてください。
レストランのフルコースなどで、最後にデザートが出されるのは、
甘いものを食べると、少々満腹感が足りなくても、
十分に満足できたように感じられるからなのです。
やせるためには甘いものは禁物なんてやめてください。
甘いものはやせるための重要な味方なのです。
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